カルミアの花束を
～bouquet of relief～

物語の舞台となるのはヴァイス帝国。

この国では、1000年前魔王を倒したとされるクロノスという神を信仰した

『クロノス教』が国教として根付いていた。

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―Prequel―

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時は流れ現在(いま)＿＿

貴方は名門『レジェ―レント学園』の新入生だ。

クロノス教と皇室の共同出資で設立され、皇族や名家の子息も通う由緒ある学園。

彼らと同じ時を過ごしながら、輝かしい未来に向けてその一歩を踏み出す​。

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だが、神託を忘れてはならない。

「来るときに備えよ」

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―時花ノ章―

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やがて季節は巡り、貴方は2年生へと進級しようとしていた。

しかし最近、妙な夢に悩まされている。

繰り返し何度も何度も見てしまう悪夢、けれどいつも内容が思い出せない。

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そんな貴方の元に突如現れたのは、正体不明の使い魔？

『カイロス』と名乗るその生き物と学園生活を共にすることになった貴方は、

新たな出会いに翻弄されていく。

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―狂花ノ章―

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夢は悪意を孕み、次第に現実を侵し始めた。
貴方は謎めいた“魔貌の兄弟”と出会い、その運命に巻き込まれていく。

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突如黒衣の集団が姿を現し、謎の疫病が街を蝕み始める。
揺らぐ日常、満ちてゆく不穏。静かだった学園生活は徐々に色を失っていき……。

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花は咲き、やがて狂い散る――
運命の結末を、その目で見届けよ。

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